実習体験のブログ
2024年度
「地域包括支援センターでの実習を終えて」
【K.F.さん】5月10日、14日
今回は、実習で2日間お世話になりました。実習を通し、地域包括支援センターの役割や事業内容を知ることができました。
実際に、同行訪問を行うこともでき、地域包括支援センターで働く人々が地域の人々に寄り添い、その人がその人らしく暮らせるよう、サポートしている様子をみることができました。
また、多職種連携の実際も見ることができ、様々な職種によって高齢者の健康管理やサポートが行われていることについて学ぶことができました。ありがとうございました。
今回の学びを活かし、今後の実習や将来に役立てていきたいと思います。
【W.M.さん】5月10日、14日
2日間の実習で、地域包括支援センターとは、対象の方だけでなく、その方の家族をより良く生活していくために支えていることを大切にしていると学びました。
訪問に同行させて頂いた時、担当者会議を見学して、学校のテキストで得た情報以上に学ぶことが多くありました。
今回は、事業の方にも参加させて頂き、地域住民の方と「認知症サポーター養成講座」を受講し、交流を深められたことが印象に残っています。
今回学んだことを、今後の実習や学習に活かしていきたいです。
2023年
2022年
「福祉体験学習」
原町第三中学校の生徒さんが9/26~9/27の2日間、福祉体験学習に来てくださいました。福祉用具体験や介護食の試食や、リネン交換、お茶出しなどを体験していただきました。ご利用者とのコミュニケーションの時間には、何を話したらいいのか戸惑っている様子も見られましたが、職員が間に入りながら会話をし、ご利用者も学生さんとの時間を楽しまれていました。
体験学習をされた中学生のみなさんからの感想の一部をご紹介します。
・様々な体験をすることができてとても勉強になった。たくさんの役割や仕事があり、やりがいのある仕事だなと思った。
・利用者の方や働いている方とコミュニケーションをとることも大切だと感じた。
・思っていた仕事と違った。普段家でやっている、掃除やお茶出しとかで、特別な仕事ではなかった。
・おばあちゃんといっぱい話せて楽しかった。
「地域包括支援センターでの実習を終えて」
「福祉体験」
福寿園デイサービスセンターに、9月8~9日に石神中学校から4名、9月27~28日に原町第三中学校から2名の生徒さんが福祉体験に来られました。
感想を頂いたので紹介したいと思います。
【F.K.さん】(石神中学校)
この二日間、学校では体験出来ない経験をすることが出来きました。
利用者の方々や職員の皆さんと交流して得られたことは、全てこの施設を訪れたからこそ得られたものです。この得られたものを、これからの進路や自分の生活などに役立てていきたいと思います。
福祉体験の中で利用者から「今日はあなた達に来てもらって良かった。このことは忘れません。」と言われたことがとても嬉しく心に残りました。昼食の配膳の時、記憶上の利用者さんの座席と実際の座席が違い戸惑ってしまいましたが、職員の方が丁寧に教えて下さいました。施設の中では利用者を楽しませようとする様子や、用具の中でも利用者が使いやすいように工夫を凝らしていることを発見することが出来ました。最後の私たちの発表を見て喜んで下さる方々がいらっしゃったのが嬉しかったです。
この二日間、お忙しい中、福祉体験をさせて頂きありがとうございました。
【K.K.さん】(石神中学校)
この二日間、体験学習を行わせて頂いて初めて行う仕事に戸惑ってしまいましたが、職員さんや利用者の方々がとても優しく接して頂いたおかげでたくさんの経験をすることが出来ました。将来にも活かそうと思います。
利用者の方々とお話をすることに関してとても勇気がいり、会話が続かなかったりすることもありましたが、お話を聞いている中でいろいろな事を教えてもらい楽しい時間でした。入浴後の利用者の髪を乾かす時に「ありがとう。」と言ってもらえたことはとても嬉しかったです。二日目に生徒みんなで考えた体操や歌を披露した時はとても喜んでもらえたので良かったです。
職員の方々にはサポートして頂き感謝しています。ここで経験したことは忘れません。二日間お世話になりました。ありがとうございました。
【A.Y.さん】(石神中学校)
以前から高齢者と関わるお仕事は楽しそうだなと思っていましたが、楽しいだけではなく、ゆっくりと会話をしたりお風呂のお手伝いをしたりと、大変なことも多いのだなと改めて思いました。また、一緒に遊んだり計算をしたりレクリエーションに参加したりと楽しいこともありました。利用者の方に笑ってもらえるととても嬉しく、こういうことがやりがいなのかなと思いました。
利用者の方に教えてもらって中で「人生は笑うこと、思いやり、感謝の気持ち、この3つを大切にしなさい。」と言われたことを忘れないようにしたいと思います。
貴重な経験をたくさんさせて頂き、良い体験学習となりました。これからの進路選択に役立てていこうと思います。
【H.S.さん】(石神中学校)
体験前はあまり楽しくないのかなと思っていましたが、体験後は大変ではありましたが利用者とたくさん交流が出来て楽しかったです。お茶や食事を配膳する時に笑顔で「ありがとう。」と言われて嬉しかったです。
ある利用者に3つのことを教えて頂きました。「人生は笑うこと、感謝、おもいやりを大切にしなさい。」と言われ、忘れないように心に刻みたいと思いました。レクリエーションでも利用者と一緒に軽く身体を動かしたりしました。私が思っていたよりも皆さんがお元気で驚きました。
この体験を通して、少し介護の仕事に興味を持ちました。勉強や進路選択の参考にしたいと思います。短い間でしたが二日間本当にありがとうございました。
【H.N.さん】(原町第三中学校)
体験学習をして、最初は不安と緊張でいっぱいでした。しかし、朝に利用者の方々とお話をしていくうちに楽しさでいっぱいになりました。一緒に問題を解いたり、話をしたりして、良い思い出になりました。
配膳、下膳の時は渡す時になかなか言葉が出ずにいましたが、勇気をもって「どうぞ。」と言いました。「ありがとね。」と返事が返って来た時にはとても嬉しかったです。その言葉でなかなか「どうぞ。」と言えずにいた私が次からはどんどん言えるようになり、もっと勇気が湧いてきて、話しかけることが楽しさに変わりました。その時、私は「ありがとう。」の一言で相手の感情が良い方向へ変わっていくんだなと思いました。
この二日間で私は将来について考えました。介護士は大変なんだろうなあと思っていましたが、楽しさもあるとても良い仕事だと感じました。今回、体験学習で介護士になりたいという思いがさらに高まりました。
二日目の帰りのあいさつでは、一緒にいた時間はいつか忘れられてしまうのだろうかという不安や悲しみもありました。しかし、私にとっては笑い合えたり話し合えたり出来てとても良かったです。ありがとうございました。
【S.R.さん】(原町第三中学校)
私はこの二日間の体験学習を通して思ったこと、感じたことがあります。
一つ目は、介護をする上での喜びです。私は、あまり高齢者との関りがなく高まる期待とともに不安な気持ちで体験学習を迎えました。ですが、皆さんがあたたかく迎えて下さり不安な気持ちはすぐになくなりました。お茶を配ったり、レクリエーションをしたり、些細なことでも「ありがとう。」と優しい声かけを頂いた時の喜びは今でも忘れません。
二つ目は、介護士という職業は希望を与える素敵な職業だということです。高齢者の方々に寄り添い、日常生活の手助けをする背中は誰よりも素敵な姿でした。また、どんなに忙しい時でも笑顔を絶やさず接していたことを鮮明に覚えています。
最後に、福祉に関わるお仕事はとても素敵でやりがいがあり、私も将来やってみたいと思いました。二日間の体験学習を活かして今後生活していきたいです。
福祉体験学習
2021年
相馬東高校インターンシップ
「福祉体験」
福祉体験学習
2020年
2019年
「福祉体験」
福寿園デイサービスセンターに9月17、18日と原町第三中学校から3名、中学3年生が福祉体験に来られました。感想を頂いたので紹介したいと思います。
何度かサマーボランティアで参加させていただいている事と、同じクラスの友達と活動した事もあり、前回来た時よりも「椅子の高さが物によって変わっている。」ことや「食事をだす際に、食べるのが速い利用者さんは配膳終りあたりに出して、食事が終わる時間を合わせようとしている。」ことなど、気付かなかった利用者の方への配慮を知り、学ぶことができて、気付く事ができて、良い機会だったな、と思いました。今後の将来の選択肢に「福祉」という事も入れられたらいいなと感じました。
利用者の方々、職員の方々もとても優しく接して下さって、とても学びやすい環境でした。とても感謝です。二日間お世話になりました。
レクリエーションの時間でも白熱戦になり、面白い勝負になったと思います。利用者さんと久し振りに将棋やオセロをした時は勝ててうれしかったです。
体験をしてみて、お年寄りは耳が聴こえにくいのでゆっくり、ハッキリと話す事が大切だと思いました。働いている方はお年寄りの移動の手伝いなどとても大変そうに見えました。2日目は人も増え、少し大変な所がありましたが、いつでも優しく対応していただき、充実した体験ができてとても良かったと思います。学んだことを将来に活かしていきます。
2日間、短い間でしたがありがとうございました。
初めは不安と緊張でうまくやっていけるかなと思いましたが、2日目が終わってとてもあっという間に感じました。
1日目は、カルタをやったり、話をしたりととても楽しかったです。福祉のイメージは、ご飯を食べさせてあげたり、リハビリのサポートというイメージが強かったですが、そんなことはなく、高齢者の方も色塗りやたし算、ひき算、わり算、かけ算などをしていてとてもおどろきました。ご飯も自分できちんと食べていたし、自分でできることはすべてやっていたのですごいと思いました。
2日目は1日目よりさらにあっという間に感じました。特に印象に残ったのはレクリエーションの『スリッパ飛ばし競争』と私たちが披露した『紙芝居』です。『スリッパ飛ばし競争』では、自分の足で精いっぱい飛ばしているところをみて、心が和みました。私たちが行った『紙芝居』も真剣に聞いてくださりとても嬉しかったです。
2日間とてもいい経験になり、とても楽しかったです。この経験を糧に自分の将来のことも考えていきたいです。
「福祉体験」
福寿園デイサービスセンターに9月5、6日と石神中学校から1名、中学3年生が福祉体験に来られました。感想を頂いたので紹介したいと思います。
体験学習初日、初めての場所、初めての人々に囲まれ、7割が緊張していて、3割は知り合いの職場で働けるワクワク感がありました。自己紹介の後、顔を見合わせるために、利用者を見て回って「こんなに、高齢者の方々の心は温かいんだ。」ととても感心しました。
配膳、下膳も初めてやりましたが、やっているのを見てすぐ覚えられたので良かったです。
2日目
体験学習2日目で、初日よりもテキパキ働けたと思います。
お茶の配膳、下膳、テーブルを拭いたりなど、スムーズにできました。それに、今日は将棋、オセロをやって本当に楽しかったです。翌日も、自分なりにすすんで取り組めたので良かったです。
自分は、早口なので高齢者相手にゆっくり喋るのは少し大変でした。でも、何とか会話が出来たので良かったです。
この2日間、本当にありがとうございました。
福寿園デイサービスセンターに8月12、13日と原町第二中学校から5名、中学3年生が福祉体験に来られました。感想を頂いたので紹介したいと思います。
体験学習に行く前までは高齢者の方とうまく話せるか心配でしたが、実際に高齢者の方たちと話してみたらすごく優しくてとても話しやすくて、とても楽しい2日間でした。
将来親が介護が必要になった時、ここで学んだことを活かしたいと思いました。
本当にありがとうございました。
一人一人しっかり利用者の事を見て、手助けをしているこの仕事を見て、多くの事を学ぶことができました。利用者と一緒に体操をさせてもらう貴重な体験をありがとうございました。
今日ここで学んだことをこれから活かしていきたいと思っています。そして、学校で新聞にまとめて、みんなに介護等の良さを伝えられればいいと思っています。
本日は、本当にありがとうございました。
職員の方々は、利用者にいつも笑顔を絶やさないで優しく会話をしていて、とても勉強になりました。介護をしている場面では、職員の方々が手伝ってあげていたりして、利用者の方々が楽しく生活をしていて、とてもやりがいがある仕事だなと思いました。実際に今日仕事を手伝ってみて、利用者の方々の出来る範囲まではやらせて、出来ない範囲の作業は手伝ってあげているということが分かりました。
二日間、ご迷惑をおかけしてしまったかもしれませんでしたが、二日間よい体験をさせていただき、ありがとうございました。
今回の体験学習では、高齢者の方々にどう接するか、どうやったらうまく話せるか、心配でしたがやさしくて親切なおじいちゃん、おばあちゃんがたくさんいて、僕たちも接しやすくて楽しく話したりすることができました。午前は高齢者とのふれあい、お昼ご飯、午後は体操など色々なゲームなどをやって楽しかったです。色々な事を学べたので、これから活かしたいです。
二日間楽しい時間をありがとうございました。
最初は不慣れなことばかりで、何をしたらご高齢の方に喜んでいただけるかずっと考えていました。しかし、そこは長年働いている職員の方の動作を見て学びました。細かな作業にも気をつかっていてとても神経を使う職業だなと感じました。そして、利用者の方と職員の触れ合いを見ていると信頼できる関係なんだと思いました。
「福祉体験」
福寿園デイサービスセンターに8月6、7日と原町第一中学校から4名、中学3年生が福祉体験に来られました。感想を頂いたので紹介したいと思います。
少し緊張していた1日目でしたが、利用者のみなさんとお話している間に、いつのまにか緊張はなくなっていました。
「ありがとう。」「元気になったよ。」こんな何気ない一言でこんなにもうれしい気持ちになったのは初めてです。
計算や間違い探しなどに真剣にとりくんでいる利用者さんの姿はとても新鮮で、私も新しい気持ちで利用者さんときちんと向き合えたと思います。
利用者さんの明るい笑顔としわしわの手から、私はパワーをもらいました。
帰る時、私の手をにぎりながら利用者さんが「あなたはまだまだ人生続くんだから頑張りなさいね。」と言いました。
この言葉を胸に、明日から頑張ろうと思います。
2日間、たくさんの事を教えてくれた職員のみなさん、本当にありがとうございました。
これからも、お仕事頑張って下さい!
1つ目は、S先生と仲良くなったことです。S先生とはオセロで仲良くなり、とても楽しかったです。S先生は、とても良い人でした。僕に話をしてくれたり、遊んだりしてくれて、とても嬉しかったです。
2つ目は、配膳の事です。配膳は人によって違くてびっくりしました。皆同じかと思っていました。でもアレルギーとかがある人はその料理を抜いて食べているのが衝撃でびっくりしました。
3つ目は、最初はどんな感じで接していけばいいか分からなくなっていましたけど、来てみれば全然そんなことは無くて、普通にコミュニケーションがとれてとても楽しかったし、嬉しかったです。
この2日間本当にありがとうございました。
2日間と言う短い時間では有りましたが、本当に貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。
初めてという事で、右も左も分からない中、職員の方々のサポートで無事に2日間を過ごすことが出来ました。本当に感謝しています。
2日間、本当にたくさんの方々と一緒にお話したり、遊んだり、体操したりすることができ、とても楽しかったし、たくさんの事を学びました。また、職員の方々の「動き」にはとても感動しました。困っている方がいれば、すぐ助けに入ったり、場の雰囲気を盛り上げるために動いていたり、人に合った介護をしていて、とても驚き、本当に勉強になりました。
私は、祖父・祖母と一緒に住んでいるので『いつか祖父・祖母がもう少したって少し体が不自由になった時、私も職員の方々の様に介護できるのかな…。』などと考えながら体験する事が出来ました。
この2日間では、本当にたくさんの事を学ばせていただきました。明るく、おもしろい職員の方々や利用者の方々のお蔭で、楽しく過ごす事ができました。本当にありがとうございました。
例えば、ご飯の配膳や体操、レクリエーション、コミュニケーションなどです。1番大変だったのは、コミュニケーションです。
なぜかと言うと、おじいさんや、おばあさんは、耳が遠かったり相手の声を聞き取りづらいこともあり大変でした。ですが、レクリエーションの時には、みんなで楽しく出来ていました。
自由時間には、麻雀の話しや博打の話をしたりするKさんや、オセロが強いSさんや他のおじいさん、おばあさんとトランプをしたり、ドミノなどをして楽しく遊びました。
これからも役立てるようにしたいです。
「福祉体験学習」
中学生のみなさんには、車椅子体験をしていただいた後、エリアに入っていただき、車椅子使用のご利用者と一緒に園内の散歩をしていただきました。「体験で押した感じと違った」「緊張した」等の感想をいただきました。シーツ交換もやっていただきました。慣れない作業に戸惑いながらも、職員に教えられながら一生懸命行っていました。ご利用者からは「かわいい子たちがきた~。嬉しい」「どこの学校?」等、声を掛けられ、楽しそうに会話されていました。
来ていただいた中学生のみなさんからの感想の一部をご紹介します。
・一人ひとりのことを見て対応したり、気遣ったり、介護士の仕事は大変そうですが、入居者の生活を支える、とても素敵なお仕事だと思いました。
・飲み込みの難しい利用者さんが食べているゼリーを実際に食べさせていただき、どのような物なのかを知る事ができました。
・大変なことが多いと思っていたけれど、利用者の方とお話しできたことが楽しかった。
・私たちが来たことで利用者さんが喜んでくださったことが嬉しかったです。
・紙芝居を持ってきたが楽しんでくれたのでよかった。昔の話をきくことができた。
・私たちからすればちょっとしたことでも高齢者の方々からすれば大きな怪我につながってしまうので、気を付けなければならないと感じました。
・将来、看護師になりたいと思っているので、この体験で学んだ事を自分の将来に活かしていきたいです。
各学校、二日間という短い日数ではありましたが、ご利用者のみなさんはとても喜ばれていました。ありがとうございました。
【文:菅野】
2018年
中学校初任者研修
グループホーム石神にて、社会奉仕体験活動を行わせて頂いた。ここでは、「心が和むぬくもりややすらぎ」・「あたたかくぬくもりを感じる場所」・「地域の皆様と共に安心して生活できる環境・関係」の3つを築くことを理念として運営しているとのことだったが、これらは中学校においても重要なものであると考える。例えば今回の奉仕体験において、利用者の方々と一緒にコスモスの飾りを作ることがあった。一緒に活動を行うなかで、作り方を教えることから会話を増やすことができたり、利用者の方のできる・できないを理解し、任せたり、支援したりすることができた。さらに感想を伺うと「楽しかった」と言ってくださった。一緒に作業をするなかでコミュニケーションをとることにより、信頼関係を築いたうえで、利用者の方々にぬくもりややすらぎ、安心を感じさせることにつながるのだろう。この体験より、中学校においても、単なる「一方的な指導」でなく、「一緒に」考え、活動することの重要性を改めて実感した。そして、それを通して、それぞれの生徒の個性を把握し、その生徒に合った支援ができるよう、努力していきたい。
グループホームでの社会奉仕体験活動を行いました。ミーティングでは、施設の見学とグループホームとデイサービスの違いなどについて講話をいただきました。学生時代の体験実習で学んだ内容に加え、教諭という立場で臨む実習ではより深く学ぶことができました。福祉施設で利用者の方との接し方と教員として生徒と接する中での共通点に気づくことができました。それは、相手のために試行錯誤をくり返し最善を導くということです。また、「良かれ」と思って行ったことが裏目に出たり、うまくいかないこともあったりするのだと体験を通して感じることができました。体験活動を通して、異なる業種の特色に触れることができ、視野を広げることができました。
鹿島中学校職場体験
【文:野坂】
小・中学校初任者研修
8/23に小・中学校初任者研修があり、市内の小・中学校の先生方8名が来園されました。感想をいただきましたので、一部を紹介いたします。
・最初はスムーズに会話することが出来るか不安な部分があったが、同じ目線で接することで、会話することができました。今回の研修で意識した「同じ目線で接する」ことを、今後の教育活動でも意識していきます。
【文:菅野】
原町第三中学校 サマーショ-トボランティア
去年に続き2度目のボランティアなので色々思い出しながら3日間過ごしました。
利用者さんと接する事でおもてなしの心や、思いやりについて学べた気がします。去年ボランティアで来た時の事を覚えていて下さった利用者さんも居てとても嬉しかったです。
3日間では短いので学校が休みの時や、また来年のサマーショートボランティアスクールの時にも福寿園デイサービスセンターに来て交流したいと思いました。
「相馬農業高校 インターンシップ」
7/10~7/12まで、相馬農業高校の学生二名がインターンシップに来てくださいました。「若い子が来た~」とご利用者は喜んでいました。感想をいただきましたので、ご紹介します。
最初はとても緊張してしまい会話や作業がうまくできなかった。でも、二日目になると、仕事の流れや順番がわかり、やりがいや充実感を味わうことができ、楽しかった。三日目になると、ご利用者との会話が前日よりも弾むようになって、自然とご利用者の名前も覚えることができた。みなさん、ありがとうございました。
【R.I】
三日間、体験して分かったことはきちんと目を見て話し、「笑顔」を絶やさず、ゆっくり話を聞くこと。利用者さんが優しく話してくれるようになった。職員の方は利用者さんの状態をみて、その人にあった食事を提供したり、起こす時や寝る時もやさしく手を添えていたりと、その人の負担にならないようにしていて、さすがプロだと感じた。とても充実した三日間だった。
2017年度
【 ボランティア活動を終えて 】
職場体験の感想
高等学校初任者研修
個人でボランティアに来てくださいました
「福祉体験学習」
2016年度
福祉体験学習
■■■ケアハウスさくら荘■■■
9月13日・14日の2日間。原町第三中学校の生徒さん4名が「職場体験学習」で、ケアハウスさくら荘に来て下さいました。その時の生徒さんの「感想」です。
二日間福祉体験をさせていただいて初めはどのような活動をすればいいのか、軽費老人ホームとはどのような場所なのかが本当に全くわかりませんでしたが、色々と体験していくうちにわかるようになってきました。大変なことも沢山ありましたが、楽しいことも沢山ありました。
この事業所を希望して、貴重な体験をすることが出来てよかったです。
(Eさん)
size=3> 2日間普通に過ごしていて出来ないことも体験できてよかったです。今までで1回だけ幼稚園の時に老人ホームに来たことがあったけれど、まったく知らなかったケアハウスについて知ることが出来て体験しにこれてよかったと思いました。
(Eさん)
size=3>2日間ここの施設の体験をさせていただいて感じたのは、このケアハウスさくら荘の利用者さんも、従業員の皆さんもとても笑顔で接してくれたので、初めは介護のお仕事って雰囲気が堅苦しそうだなと思っていたけれど本当に楽しかったです。今まで聞いたことも見たこともないイベントや施設の特徴、工夫を見たり、体験することが出来て勉強になりました。
(Wさん)
size=3> 初めてケアハウスさくら荘の体験をして最初は全然わからなかった。でも教えてもらいだんだんできるようになりました。ぼくは賀寿を祝う会を初めてやってすごいと思いました。賀寿を祝う会の最後にレクリエーションをしました。じゃんけん大会をやりとても楽しかったです。お昼の準備で配る人の名前が決まっていて少し迷いました。
2日目は午前中ゴミ捨てや掃除、ケアハウスさくら荘の外が広いので一人でやるのは大変だとやって思いました。
歌の集いがあり高齢者の歌がとてもうまかったです。
リンダリンダを歌いました。とても緊張しましたが、楽しく歌いました。ケアハウスさくら荘はとても楽しいと思いました。
(Tさん)
福祉体験学習
■■■ケアハウスさくら荘■■■
9月6日・7日の2日間。原町第三中学校の生徒さん2名が「職場体験学習」で、ケアハウスさくら荘に来て下さいました。その時の生徒さんの「感想」です。
初めはちゃんと話すことができるか心配だったけど、話しかけてくれる方もいて話やすかった。
買い物ツアーが楽しかった。
買い物ツアーの時にたくさん話せてすごく楽しかった。
お手伝いをしていた時にたくさん「ありがとう」といわれてうれしかった。
今回体験して学んだことをこれからの生活に生かしていきたい。
(Kさん)
今までは不安でいっぱいでしたが、行ってみたら優しく声をかけてくださる方が多くとても安心して仕事をすることが出来ました。
初めての研修でしたが、とても楽しく学ぶことができました。
1つ1つの仕事が大変なこともあったのでもっと勉強していきたいと思います。
(Oさん)
小高中学校生徒さんの福祉体験学習
■■■特別養護老人ホーム万葉園■■■
去る平成28年9月12日~13日の2日間に亘り、南相馬市立小高中学校より4名の生徒さんが当万葉園に福祉体験学習に来られました。その体験学習された生徒さんたちから感想を頂きましたので一部抜粋にてご紹介いたします。
・・・先日の福祉体験学習の際には、お忙しい中にもかかわらず私たちのために活動の機会を設けてくださり本当にありがとうございました。また、様々なご指導をいただきましたこと心より感謝申し上げます・・・
「私は介護とは、人々とのつながりを大切にし、守っていくことだと思いました。体の不自由な人には力を貸し、コミュニケーションを絶やさないなど様々な体験をしました。高齢者とは、どのような気持ちで生活しているのかその気持ちがわかる体験もしました。 < 中 略 > 今回、万葉園での体験学習で学んだことは、人とのコミュニケーションを大切にすることです。また、高齢者との交流と介護は人とのつながりが深く関わっていることがわかりました。」
「今回の活動によって高齢者への気配りや思いやりの大切さについて気づくことができ、福祉に対しての理解を深めることも出来ました。少しではありますが、社会の一員としての自覚を高めることができとても感謝しています。万葉園では、利用者の方々のそれぞれの立場に合った様々なタイプの食事を提供していたことに大変驚きました。この体験を活かしてこれからは日々頑張りたいと思います。」
「私は、今回の福祉体験学習を通して、今までほとんど知ることのなかった高齢者福祉について学ぶことができました。特に利用者の方々とのコミュニケーションの取り方、気配りの仕方などを教えていただきました。「パソコンをしながらも利用者の方々に目を向け、気配りをしています」という話を聞いて、介護士の仕事も大変なんだなと思いました。また、利用者の方々は何を食べているのか、施設内では何をして過ごしているのかなど実際に行ってみないと分からないようなことを沢山知ることができ大変良かったです。」
職場体験学習
■■■ グループホーム石神 ■■■
9月8日・9日の2日間。石神中学校の生徒さん2名が「職場体験学習」で、グループホーム石神に来て下さいました。その時の生徒さんの「感想」です。
・先日は私たちの職場体験学習に、大切なお時間をさいていただきありがとうございました。皆様に温かく迎えていただき、楽しく過ごすことができました。
また、事業所の皆様からも、ご親切に多くのことを教えていただいて、自分の知らなかったことがたくさん学べて、とても良い体験になりました。訪問する前はどんな体験をするのか、どんな人に会うのかとドキドキしていましたが、優しい方ばかりで、楽しく職場体験学習を終えることができました。
私は職場体験を通じて一番わかったのは、職員さんは、利用者さんに対して、いつも笑顔で親切に接し、その仕事にやりがいを持っているということです。私も二日間という短い時間でしたが、かかしを作って完成した時、利用者さんに「たいしたもんだ」と笑ってもらえて、とても嬉しい気持ちになりました。職員さんが利用者さんの笑顔をみて、この仕事をやっていて良かったと言っていた意味が少し分かりました。この経験を忘れず、社会に出た時は思い出して頑張っていきたいと思います。
(Sさん)
・この度の職場体験学習ではたいへんお世話になりました。皆様にあたたかく迎えていただきとても楽しい二日間になり、いい経験がたくさんできました。特に、利用者さん一人一人のシーツの取り替えを体験したことが心に残りました。そして、利用者さん一人一人とコミュニケーションをとることが大事だということと、つねに利用者さんに対して笑顔をたやさないことを学ぶことができました。今後の進路に生かしたいと思います。良い経験になりました。
(Tさん)
福祉体験学習
2015年度
福祉体験
新任教員初任者研修
サマーショートボランティア
【体験学習】
■■■特別養護老人ホーム万葉園■■■
相馬市立中村第2中学校の生徒さんたちが体験学習を行いました。感想を頂きましたので紹介します。
私は一度、介護の仕事について興味を持ち、インターネット等で情報を集めたりしたことがあります。今回の福祉体験(介護の仕事)は私にとって将来のことを考えられる大事な機会だったと思います。実際に見て、お手伝いをして、たくさんお話ししたり、インターネットでは分からなかった事もこの体験で知る事が出来ました。
私は内気でコミュニケーションを取ることが苦手でしたが、名前で呼んであげたり、出来るだけ近づいて耳元で話すことなどは、私にもできて、楽しんで2日間会話が出来ました。
介護士は大変だけど、介護の仕事につきたい、と思いました。これからの進路について考えなければならないので、参考にしてみます。
【T.M】
今回、私は初めて福祉体験をしました。最初、会った事の無いお年寄りと、どう話してよいか分からず、会話がぎこちなくなってしまいましたが、話している内に段々とコツをつかむことができ、お年寄りと楽しく会話する事が出来るようになりました。そんな中、私はお年寄りとの接し方について、次のことを学びました。
一つ目は、お年寄りに合わせることです。例えば、話を聴くときは、目の高さを揃えてあいづちを打ちながら、そして笑顔で話を聴くことです。私の対応次第で、お年寄りは安心して話が出来るんだなぁ、と思いました。ほかにも、話し方、お手伝いの仕方など、いろいろなものに当てはまると思います。
二つ目は、お年寄りを尊重する事です。たとえば、お年寄りが一人で立ってしまったとき、施設の職員の方々は、「どうしたの、どこに行きたいの」と優しく聞いていました。それを観て、個人を尊重することの大切さを改めて知りました。どんな人にも分け隔てなく尊重する事が出来る大人になりたいと思いました。
今回の体験を通して、福祉のことだけではなく、全ての事において大切なことを学ぶ事が出来ました。昨日・今日と学んだことを日々の生活に活かし、将来、誰にでも優しくできる大人になりたいと思いました。
今回はありがとうございました。
【H.A】
私は初めて福祉・介護の仕事の体験をしたので、一日目は何もわからず、職員の方に聞いても良くわからなかったりすることがありました。
それでも二日目もわからないことだらけだったけど、昨日のことを活かして色々接触的にできました。車椅子掃除は初めてだったのですが、一台を綺麗にするのでも結構大変なんだと思いました。
私が話した利用者さんは、Mさん、Hさん、Tさん、Yさんでしたが、皆ちゃんと話せて、色々なことが聞けて、とても嬉しかったです。
Mさんは顔を伏せる状態でずっといたので、自分からは話してくれなかったけど、私から何か聞けば答えてくれました。
Hさんはとても面白い方で、昨日、今日と二日間とも話してくれました。
Yさんは、編み物がとても上手で、90歳とは思えませんでした。
Tさんは、静かだったけど話せば笑ってくれました。
どの方も、まだまだお元気だと思います。
私は今まで、お年寄りというものは耳は遠い、目は見えにくい、あまり動けない、など、ただ大変なだけだと思っていました。でも、万葉園にいるお年寄りの方々は、昔の話をしてくれて、私達よりいろいろなことをたくさん知っていました。
介護という職業を体験して、お年寄りの方と接して、今までとお年寄りの見方が変わりました。二日間とてもお世話になりました。とても役立ちました。万葉園の方々には、どうか長生きしてほしいです。
【Y.N】
始めて老人ホームに来て、最初は不安で不安で仕方がなかったけど、職員の方々が皆優しく、おじいさん、おばあさんも話しかけてくれたので、とてもうれしかったです。
車椅子の掃除、シーツの取り換えなど、ここの万葉園さんで体験させてもらった事が、全て初体験だったけど、「ちょっと難しいかも…」と思った事も、ちゃんとできて良かったです。
一日目には私が緊張してあまり話せなかった、おじいさん、おばあさんと話せたので、楽しかったです。人生の話などを話してくれて、今後生かせそうだなと思った事もあったので、少し得をした気分になりました。
一緒に折り紙を折った時も、「綺麗だね」「上手だね」と言ってくれて本当に嬉しくなりました。おばあさんと算数の計算をした時も、ちゃんと私を頼って「ここはどうやるの」と聞いてくれてとてもうれしくなりました。
皆さんがとても優しく接し、やり方を教えてくれたので、二日間、楽しく働くことができました。万葉園に来れて、とてもよかったです。
この二日間、本当にありがとうございました。これからも皆さん体に気を付けて下さい。ここのおじいさん、おばあさんはとても元気いっぱいなので長生きできると思います。
本当に二日間とてもお世話になりました。とてもいい勉強になりました。この体験を今後に生かし、生きていきたいと思います。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
【M.A】
2014年度
原町第二中学校福祉体験学習
石神中学校福祉体験学習
■■■ 福寿園ヘルパーステーション ■■■
石神中学校3年生(2名)が9月8日に福祉体験学習を行いました。
感想をいただきましたので紹介致します。
【H.Tさん】
日常では全く体験できないことなので、ヘルパーの仕事をしっかりと知り、終わってから「良かった」と思えるような一日にしたいという目標を持って学習に臨みました。
体験してみて、ヘルパーの仕事は難しいということがとてもよくわかりました。利用者の方々との接し方や細かいルールがあることなど、様々な事を知ることができ、とても勉強になりました。
利用者の方々も陽気で良い人ばかりで、本当に来て良かったなと思いました。今日学んだ事を、生活など色々な所で活かせるよう努力しようと思いました。今日は本当にありがとうございました。
【H.Nさん】
僕は、利用者の方と積極的にお話しできるようにし、ヘルパーの決まりをしっかり守ることを目標にしました。
体験してみると、ヘルパーの仕事は、福祉の中でも特に人と接する時間が長いと思いました。利用者の方に色々なお話をしてもらったので、今後のために生かそうと思いました。
石神中学校福祉体験
【9月8日、南相馬市立石神中学校3年生における福祉体験学習を行いました。感想を頂きましたので紹介します。】
介護福祉士の人数があまりいないことが問題なのは知っていたが、実際にやってみると職員の大変がわかった。もう少し介護福祉士が増えれば嬉しい。
実習をして楽しかった。
【N.S】
積極的に話すことが最初は出来なかったけど、少しずつ話す事が出来るようになった。会話が続いた時は嬉しかった。
大変な仕事なのに職員の皆さんが笑顔でいてすごいと思った。
これからも頑張って下さい。
【F.K】
思った以上に車椅子の使い方が難しかった。ベッドなどのシーツ交換とかも、ちょっとしたしわが危険な事になることが分かった。
利用者の人はすごく自由だった。
【A.F】
【Y.M】
いろんな事を学びました。
【K.K】
はじめて特別養護老人ホームに来た私に、利用者さんは笑顔で『こんにちは』と言ってくれました。私は、そのおかげで緊張がほぐれました。
今回の研修で私は特別養護老人ホームにすごく興味がわきました。
【A.Y】
小高商業高校生
■■■福寿園デイサービスセンター■■■
小高商業高校2年生(2名)がサマーショートボランティアに見えました。感想をいただきましたので紹介します。
【W.Tさん】
三日間、福寿園でボランティアをして、たくさんの利用者さんと本当にたくさんのお話を聞くことができました。また、お手玉など、今では全然やった事がない遊びなどを教えていただいたり、私達の生まれる前の戦争の話や、昔、流行った歌なども教えていただいて、とても貴重な時間を過ごせました。こういうボランティアは初めてで、老人ホームに来るのもほとんど初めてです。どんな感じに接すれば良いのか全く分からず、一日目はとても緊張しました。職員の皆さんの助けもあり、利用者さんと楽しく会話出来て嬉しく思います。
三日目には、私達で考えたレクリエーションをやらせて頂いて、風船リレーをやりました。すぐに終わるゲームでしたが、チームで頑張って参加してくれてとても嬉しかったです。
この三日間はとても良い機会でした。この機会で学んだ事を大切にして、じっくり将来の事も考えていきたいと思います。三日間という短い間でしたが、本当にお世話になりました。ありがとうございます。
【T.Sさん】
三日間、福寿園デイサービスセンターでボランティア活動をして、介護士の大変さを知る事ができました。
初日は、とても緊張して利用者さんとあまり会話する事ができませんでした。でも、ゲームなどをしているうちに、楽しく色々なお話をすることができて、とても良かったです。また、活動日課である、たくさんコミュニケーションを取り楽しく活動すると、元気に明るくあいさつをするという目標を達成する事ができたので良かったです。最終日には、自分達が考えてきた、風船リレーというゲームも利用者さんと楽しみながら出来たので良かったと思います。
まだ将来の夢は決まっていませんが、この活動を通して、介護士という仕事もいいなと思いました。この三日間とても楽しかったです。
夏季ボランティア実習
2013年度
【福祉体験学習】
2012年
【高齢者介護技術講座実習】
【ニチイ学館施設実習】
【福祉体験学習】
【南相馬福祉会ホームヘルパー2級養成講座 施設実習】
社会福祉援助技術実習指導
■■■原町東地域包括支援センター■■■
私は地域包括支援センターで実習させてもらいました。地域包括支援センターは在宅で暮らす高齢者の総合相談窓口です。
研修中は、実際に地域をまわり、面接に同行させていただきました。相談業務を重点的にかかわらせていただきわかったことは、施設に入所されていない方であっても、それぞれの生活に課題を抱え、困っていることが多くあるということです。そしてこのような方々を支援していくことが福祉には必要だと改めて学ばせていただきました。
まだまだ知識不足で至らない点も多くある私ですが、職員の方には優しく教えていただき、本当に勉強になりました。もっと福祉のことについて学びたいと思った実習でした。
【文:東北福祉大学 実習生 岡野杏輔】
2010年
【ニチイ学館施設実習】
【真野小学校6年生の皆さんの訪問】
【ニチイ学館施設実習】
【ニチイ学館施設実習】
石神中学校 3年生”福祉体験”
9月、南相馬市原町区、石神中学校3年生の皆様が「福祉体験」ということで、梅の香に来園されました。
若々しい新鮮な笑顔が印象的でした。体験を終了した後日にお便りが届きましたので、ご紹介したいと思います。
~Aさんからのお便り~
拝啓 初秋の候、皆様はお元気ですか。
先日の「福祉体験」ではお忙しい中、いろいろと教えていただき、お世話になりました。私にとって、大変貴重な体験となりました。
私の祖母は、アルツハイマー型認知症で、まともに話した記憶があまりないです。アルツハイマーは、とてもおそろしいと今も思います。見えないものが見えたり、何を話しているか、私が誰なのかも、おそらくわかってなかったでしょう。だけど前の私はそんな祖母を避けていってしまいました。
大きな理由は「そんな祖母がこわかったこと」それと「コミュニケーションの取り方が分からなかったこと」でした。私は、今回の「福祉体験」という機会を通し「認知症とはどういうものなのか」と「コミュニケーションの取り方」を学びました。体験の中で「あぁ、おばあちゃんとこんな風にしゃべればよかったな」と思っていました。
これからも、認知症の方に会うことがあると思います。もしかしたら家族がなるかもしれません。そう思うととても恐ろしいですが、そのときはちゃんとコミュニケーションをとって、出来るだけ病気の進む速さを遅らせて「幸せ」になってもらいたいなと思います。
ではお体に気をつけてお過ごし下さい。どうもありがとうございました。
~Bさんからのお便り~
拝啓 初秋の候、皆様お元気ですか。
先日の「福祉体験」では、お忙しい中、いろいろと教えていただき、お世話になりました。
私は誰かのお世話をするのは好きなほうなので、今回の福祉体験は大変貴重な体験となりました。
お年寄りの方との触れ合いでは、最初は何を話せばいいのか分からなく困ってしまいました。不安や緊張でいっぱいでした。でも、お年寄りの方が気を遣って、いろいろと話しかけてくれたので、緊張もほぐれました。時間が経つに連れて、少しずつお年寄りの方に溶け込むことができました。しまいには、ある方のお話が良くて、泣いてしまいました。
それから歌を歌うと、涙を流してくれたり笑顔になったりしてくれて、とても嬉しかったです。
私の目標は、お年寄りの方に笑顔になってもらうことでした。それが達成する事が出来たので良かったです。
少しでも皆様のお役に立ててれば光栄です。いろいろと教えて頂き、誠にありがとうございました。
将来は、ボランティアとして梅の香で、もう一度働いてみたいと思っています。そのときはよろしくお願いします。
では、お体に気をつけてお過ごし下さい。
“福祉体験”お疲れ様でした。皆さんの将来の夢は、消防士やパティシエ、料理人と希望に溢れているようでした。今回の体験が、皆様のお役に立てることが出来たらとても嬉しく思います。
利用者さんも、まるで孫やひ孫さんと触れ合う事が出来たようで、普段と一味違う日を過ごせたようです。
石神中学校の皆様ありがとうございました!!
【文:下浦】
2009年
社会福祉援助技術現場実習を終えて
■■■特別養護老人ホーム福寿園■■■
7月6日(月)~8月5日(水)の24日間、東北福祉大学4年生の学生1名が社会福祉援助技術現場実習として特別養護老人ホーム福寿園と福寿園デイサービスセンターにて実習を行ないました。24日間の実習を終えた感想を頂きましたのでご紹介します。
K.Tさん
私は特別養護老人ホーム福寿園で7月6日より実習をさせていただきました。印象としては、利用者の方の笑顔がとてもよく見られとても暖かさのようなものを感じる場所でした。
介護の現場では、学校や教科書では学ぶことが出来ないような事を沢山学ぶ事が出来たように思います。学んだことの中で一番強く残っているのが、「利用者本位」の考え方についてでした。こちらの推測で介護やケアを行うのではなく、利用者の方がどうしたいのか、何をしたいのか、といったことをしっかり聞き取りながら介護を行うことで利用者の方の一人一人がそれぞれ思い思いの生活をおくっている所を見て単純に、いいところだな、と思いました。みんな同じ介護ではなく、利用者の方一人一人に合わせた介護を行うことがソーシャルワークにつながるという事も学ばせていただきました。わからない事があって戸惑っていると職員さんの方から声をかけて下さり、申し訳ないという気持ちの中にもすごくありがたさを感じました。利用者の方と同じ時間に一緒のテーブルで食事をとりながら食事介助をするという事にもすごく暖かさがあるなと思いました。利用者の方が「食べないの?」声をかけてくださることもあり、「利用者」というよりは「家族」のような感覚を感じたこともあります。そういった雰囲気から利用者の方も家庭を感じながら生活をおくっていらっしゃるのではないかと思います。
この一ヶ月の実習の中でまだまだ介護の奥の深さについて勉強が必要なことを感じました。また、介護に対する気持ちが大きく変わりました。「やってみたい」を「やりたい」に変えてくれた実習でした。ありがとうございました。
サマーボランティアスクールを終えて
■■■福寿園デイサービスセンター■■■
8月11日(火)~8月13日(木)の3日間、相馬農業高校の3年生の生徒2名が社会福祉協議会主催サマーボランティアスクール事業の一環としてボランティア活動を体験しました。3日間の体験学習の感想を頂きましたのでご紹介します。
S.Aさん
学校の授業では体験できないことをやらせてもらって、すごく勉強になりました。
3日間だけではありましたが、利用者の方とお話をすることができて楽しかったです。
I.Kさん
3日間という短い期間でしたが、福寿園さんでお世話になりました。
1日目、2日目と原町高校の2人の方と一緒にボランティア活動をしました。
3日目、相馬農業高校の私たち2人だけのボランティア活動となりましたが、利用者の皆さまがとても明るく元気な方々だったのでとても楽しかったです。
サマーボランティアスクールでの活動は今回が最後となりましたが、とても思い出深いものになったと思います。
サマーショートボランティアを終えて
■■■福寿園デイサービスセンター■■■
7月22日・23日・27日の3日間、原町高校の3年生の生徒1名が福寿園デイサービスセンターにサマーショートボランティアに来られました。3日間のサマーショートボランティアの感想を頂きましたので紹介します。
K.Kさん
7月22日・23日・27日の3日間、ボランティアをさせていただきました。私がこのボランティアに参加した理由は、福祉について知ることと、人生の先輩のお話を伺いたいということでした。
ボランティアの主な内容は、お茶出し・入浴後のドライヤー・昼食配膳・レクへの参加・利用者さんとのお話でした。たったこれだけのことですが、注意する点がたくさんあり、仕事の大変さを学ぶことができました。
また、利用者さんとお話をすることでコミュニケーションの大切さや、難しさを感じることができました。昨年サマーショートボランティアに参加したときの反省・課題として、このコミュニケーションの取り方というものがありました。自分の身近な人たちとの関わりではなく、初対面の人々に対する姿勢を改めて考えることができる良い機会になったと思います。
施設の中にいると職員の方々の仕事を見学することもできました。そのことによって福祉の世界を知ることができたと思います。身体面はもちろん、精神面までもケアしていくことが重要なのだと気付きました。このことは医療福祉関係の仕事に就きたいと考えている私にとって将来役に立つ事と思います。
3日間という短い期間のボランティアでしたが、たくさんの貴重な経験をさせていただけ、様々なことを学ぶことができました。人生の先輩とお話できたことで、これからの人生の教訓とも成り得ることも教えていただけました。この経験をこれからのボランティア活動に活かしていきたいと思います。
中村第二中学校福祉施設体験学習
2008年
<介護等体験を終えて>
【12月~2月の実習生の感想文】
2007年
平成18年度階層別研修会に参加して
■■■特別養護老人ホーム福寿園■■■
今回の研修を通し、リーダーの役割をどのように実践していかなければならないのか改めて深く理解できました。
特に主任として
(評価)・・・決定能力、決断力、企画力
(現状認識)・・・洞察力、判断力
(計画)・・・判断力、問題解決能力、企画力
(組織化)・・・組織統制能力
(準備)・・・育成能力、説得力、調整力、動機づけ
(実施)・・・実施行動力、指導力、判断
(調整)・・・価値判断能力、問題解決力
これらを対応すべき能力が要求されますが自分がどれだけできているのか、そしてどれだけできていないのか、自分自身を解って行動を起こしていくことが大切になります。人を引っ張っていく能力・魅力が必要で、知識だけのリーダーでは職員は付いてきませんし、自ら率先して「やって見せて」「言って聞かせて」「やらせて見て」「褒めてあげる」を実践して行かなければならないと思いました。
組織目標を達成するために職員の意欲をもりたて、自発的に立派な仕事ができるような職場環境を作り出すことが大切で、職員に対する種々の配慮を忘れてはならないこと、そのために人間関係を支える3つのポイントを大切に活用することを学びました。
*他人に関心を持つ
*上手な聞き手になる
*相手の良いところを見つけて褒めてあげる
職員それぞれの役割を果たすことが利用者に対する質の高いサービスを実現し、地域に専門的援助を提供することができ、利用者、家族、地域から信頼・評価され事業所の事業の継続に繋がっていくことではないかと思います。この研修はこれまでの自分に対する反省と今後の課題・指針を見つけることができる貴重な研修でした。
【文:徳野】