本文へ移動

理事長挨拶

社会福祉法人南相馬福祉会へようこそ

南相馬福祉会 理事長 舟山正和
 
 平成29年7月をもって南相馬福祉会は創設20年を迎えました。当会は、平成9年に旧原町市、旧鹿島町、旧小高町の広域で介護施設整備が必要との趣旨のもとに、社会福祉法人として設立されました。
私は、初代理事長鳩原剛氏の跡を継いで、平成13年から理事長を務めてきました。私の就任時には既に、原町地区に特別養護老人ホーム福寿園、ケアハウスさくら荘が軌道にのって運営されていましたが、平成12年介護保険法施行に伴い、鹿島地区、小高地区にも独立した介護施設が必要となり、平成14年に鹿島地区に特別養護老人ホーム万葉園とグループホームたんぽぽを、平成16年に小高地区に特別養護老人ホーム梅の香と平成22年にグループホーム小高を設立しました。高齢化が進む中、要介護者増加の現状に、さらなる事業の充実を図るべき時を迎えておりましたところ、平成23年3月11日、あの未曽有の東日本大震災と原発事故が勃発したのです。
 あの日私は、たまたま梅の香近くにおり、直ちに施設へ駆けつけ、職員と共にご利用者の安全を図るべく、避難活動を行ったことを今でも鮮明に記憶しております。そして原発事故の被曝から逃れるため3地区施設ご利用者全員を職員たちとともに遠く横浜の施設まで避難を行いました。今後施設がどうなるのか、この状態がいつまで続くのか、不安の日々でした。あの忌わしい出来事の中、ご利用者の介護を続けつつ困難の日々を乗り越えてきた職員各位に対し、あらためて感謝と敬意を表します。あの非常事態を経験した者として、常時の備えがいかに大切であるか、自治体同士はもちろん、同系福祉施設間での相互支援の連携体制を平時から構築しておくことの必要性を痛感しております。
 幸い鹿島地区の施設が震災3ヵ月後、原町地区の施設が7ヵ月後にそれぞれ復帰再開にこぎつけることができました。また、震災後要介護者の増加に伴い、原町区の西部地域に石神デイサービスセンター、グループホーム石神を平成25年3月に新設して地域の要望に応えてきましたが、小高地区に関しては、避難解除後もなお介護職員の確保が困難な状況にあり、縮小規模での再開にはこぎつけたとしても、震災前の状態に戻るまでには今後まだまだ時間を要します。
 我が国の平均寿命が90歳に近づきつつある超高齢化時代に向かい、高齢者福祉を担う組織として当法人が行うべきことは山積しております。相双地域の今後の介護事業継続のため、法人の持つ全ての力を集結し、さらにはロボットなど最新の機器導入をも視野に入れて、介護の質を高めていかねばならないと思っております。
結びに、福島県並びに南相馬市、地域の皆様にこれまで多大なご支援を賜ってまいりましたことに厚く感謝申し上げますとともに、20年間歩んできた足跡を基礎として、さらに前進していく事をお誓いし、ご挨拶といたします。
 
社会福祉法人南相馬福祉会
【本部】
〒975-0033
福島県南相馬市原町区高見町
二丁目70番地
TEL:0244-25-2811
FAX:0244-25-2812
 
TOPへ戻る