厨房便りトップページ > 厨房便り 一覧へ戻る高齢者の水分について2021-06-24カテゴリ:福寿園■■■特別養護老人ホーム福寿園■■■ 体内に占める水分の割合が年齢と共に低下し、脱水のリスクが高まります。体内の水の約2/3は、人体を構成する約60兆個の細胞の中に存在し、細胞の内部や細胞間の情報伝達機能などを担い、代謝など促します。残り1/3は、人体の組織や血液などに存在し栄養や酸素、老廃物を運ぶ一方、発汗による体温調節で体の内部環境を一定に保つ働きをしています。しかし、高齢者にとって『さらさらした液体である水』は誤嚥しやすく危険な食品でもあります。施設では安全に摂取できるように、ゼリーやとろみ剤を使用し誤嚥を予防しています。 【文:池田)】